今回は、アパレル業界におけるチャット接客の活用としてコミュニケーションに特化した事例をご紹介します。
目次
活用目的



AIチャットボットを活用し、長引く新型コロナウイルスの影響でストレスや仕事の悩みを抱える働く若者をサポート。お客様との関係強化を目的とした新たな取り組みとしてスタートしました。
サービスを導入いただいた企業様からは『今後は、ビジネス上のコミュニケーションに関する悩みが軽くなるような新しい商品を企画していきたい』との声も寄せられています。
概要
仕事に関する悩みをAIチャットボットに相談することができるサービスです。
ユーザーが相談した悩みに対して、キャラクター設定をしたBotが自動回答してくれます。相談内容は例えば「仕事を辞めようかな」「上司が任せてくれない」「ビジネス用語がわからない」など。
日々多くの人の話しを聞き、時にはアドバイスをくれる今の時代に求められる
温かみのあるコミュニケーションをチャットボットで実現しています。

顧客の声を収集する動線例

圧倒的な相談件数データの取得と、それを生かした自社製品PRを実現
これまでに寄せられた相談件数は15万件以上にのぼります。キャリア、収入、人間関係などの相談が多いということもわかりました。現在は出社をはじめとしたビジネススタイルの多様化、冠婚葬祭や各種イベントなど外出の機会を増えてきたことから自社製品のPRにつながるよう「服装関連」の悩みを相談できるカテゴリーを追加しました。
今回ご紹介したのは、AIチャットボットの可能性やアパレル業界における新たな顧客接点の創出に大きく貢献した取り組みの一つです。運用を通じて得られた知見やユーザーの反応は、今後のサービス開発や顧客接点づくりにも活かされていく予定です。