お店のホームページ、サーバー代0円で公開できる?Cloudflare Pagesを紹介

小さなお店・教室・サロン向けに、Cloudflare Pagesを活用して静的ホームページのランニングコストを抑える方法を紹介するアイキャッチ。サーバー代0円、独自ドメイン不要、HTTPS対応の特徴と、PC・スマホ対応のホームページ例を掲載。

「ホームページを作るなら、毎月サーバー代がかかる」

そう思っていませんか?

たしかに、一般的なレンタルサーバーを契約すると、毎月または毎年の利用料金が発生します。

さらに、独自ドメインの取得・更新費用なども考えると、ホームページを作った後の維持費が気になりますよね。

でも、今は少し事情が変わっています。

例えば、お店の紹介、営業時間、メニュー、料金、アクセス情報などを掲載するシンプルなホームページなら、サーバー代をかけずに公開できる方法があります。

その選択肢のひとつが、Cloudflare(クラウドフレア)が提供している「Cloudflare Pages」です。

無料で公開できる仕組みと聞くと、

「なんで無料なの?」

「あとから高額な料金を請求されない?」

「お店のホームページにも使えるの?」

そんな疑問も出てくるでしょう。

今回は、Cloudflareの公式情報と、当社で実際に公開したデモサイトをもとに、無料で使える理由や制限、どのようなホームページに向いているのかをご紹介します。

本記事についてのご案内

本記事は、2026年10月27日時点で確認できるCloudflareの公式情報を参考に、当社が独自に整理した情報提供記事です。

掲載内容はサービスの仕様・料金・継続提供・安全性などを保証するものではありません。サービス内容や利用条件は変更される可能性があるため、実際の利用にあたっては必ず提供元の最新情報をご確認ください。

本記事を参考にしたサービスの利用、契約、設定、サイト公開などは、ご自身の判断と責任で行ってください。本記事の利用に伴う損害について、法令上認められる範囲で当社は責任を負いかねます。

Contents

Cloudflare Pagesとは?ホームページを無料で公開できるサービス

Cloudflare Pagesとは、ホームページを構成するファイルをインターネット上に公開できるサービスです。

Cloudflareは、世界中でWebサイトの配信やセキュリティなどに関するサービスを提供している企業です。

そのCloudflareが用意している仕組みのひとつが、Cloudflare Pagesです。

通常、ホームページを公開するには、インターネット上にページのデータを置く場所が必要です。

一般的にはレンタルサーバーを契約して、そこにホームページのデータを保存します。

Cloudflare Pagesでは、作成したホームページのファイルをアップロードすることで、インターネット上に公開できます。

特に相性がよいのが、「静的サイト」と呼ばれるシンプルなホームページです。

静的サイトとは?普通のホームページと何が違う?

静的サイトとは、あらかじめ作成しておいた文章、写真、デザインなどを表示するホームページです。

少し難しそうな言葉ですが、例えば次のようなホームページを想像してください。

  • 美容室のメニュー・料金・営業時間を紹介するページ
  • 個人教室の特徴やレッスン内容を紹介するページ
  • 飲食店の店舗紹介やアクセス案内
  • 整体院やサロンのサービス案内
  • 小さな会社の事業内容やお問い合わせ先をまとめたページ

こうしたホームページは、訪問した人にお店の情報をわかりやすく伝えることが主な役割です。

このような用途であれば、複雑なシステムを必要としない場合もあります。

一方、WordPressのように管理画面から記事を作成したり、会員ごとの情報を管理したりする仕組みは、一般的な静的サイトとは異なります。

Cloudflare Pagesでも追加のサービスやプログラムを組み合わせることはできますが、今回はそうした複雑な使い方ではなく、お店の情報を伝えるためのシンプルなホームページに絞ってお話しします。

一般的なレンタルサーバーとCloudflare Pagesの違いを比較した図解。静的ホームページならCloudflare Pagesの無料プランを活用でき、サーバー代や独自ドメイン費用を抑えられること、HTTPS対応や小規模店舗の1枚LPに向いている特徴を紹介。

Cloudflare Pagesはなぜ無料で使えるの?

Cloudflare Pagesで静的なホームページを無料公開できる背景には、世界中に分散した配信設備と、静的ファイルを効率よく届ける仕組みがあります。

普通のレンタルサーバーでは、サーバー上でプログラムを動かしたり、データベースを利用したりすることも想定されています。

それに対して、静的なホームページは、あらかじめ用意したファイルを訪問者に届けることが中心です。

そのため、サイトの内容に応じて毎回複雑な処理をする必要がありません。

Cloudflareは、世界各地に分散したネットワークからWebサイトのデータを配信しています。

静的なページは、この仕組みと相性がよいのです。

それでも、無料で提供している理由は?

Cloudflareの公式サイトには、無料プランを提供している考え方が説明されています。

同社は、基本的なセキュリティやWebサイトの高速化に関する機能を、幅広い利用者が使えるようにする方針を示しています。

また、ネットワークの運営コストを抑えることや、多くのWebサイトを保護することで得られる知見なども、無料プランを提供する背景として紹介しています。

つまり、無料だからといって、必ずしも「何か裏がある」ということではありません。

Cloudflareには無料プランだけでなく、有料のサービスや追加機能もあります。

基本的な用途は無料で提供し、より高度な機能や利用条件が必要な場合には別のサービスも選択できる、という提供形態です。

ただし、今後も同じ条件で提供され続けることまで保証されているわけではありません。

無料で使える理由と、無料で何でも使えるという話は別です。

ここは区別して考えておきましょう。

サーバー代だけでなく、ドメイン代も無料にできる?

Cloudflare Pagesでは、公開したホームページに「pages.dev」という形式のURLが用意されます。

例えば、

https://〇〇〇〇〇〇〇〇.pages.dev

といった形式です。

「〇〇〇〇〇〇〇〇」の部分は、ホームページを作成する際に希望する名前を設定できます。ただし、すでに他の利用者が使用している名前は、そのままでは利用できないため、別の名前を選ぶ必要があります。

これはCloudflare Pages側が提供する公開用のアドレスなので、別途独自ドメインを取得しなくても、ホームページを公開することができます。

独自ドメインとは?

独自ドメインとは、例えば、

https://www.data-ride.co.jp

のように、お店や会社が独自に取得するインターネット上の住所です。

独自ドメインを利用する場合には、通常、ドメインの取得・更新費用などが必要になります。

一方、Cloudflare Pagesから提供される「pages.dev」のURLをそのまま使うのであれば、独自ドメインの取得は必須ではありません。

URLの名前に強いこだわりがなければ、サーバー代だけでなく、独自ドメインの維持費もかけずにホームページを公開する選択肢があります。

もちろん、お店の名前を使った独自ドメインには、ブランドづくりやURLの覚えやすさなどのメリットがあります。

どちらがよいかは、ホームページの目的に合わせて選べばよいと思います。

SSL(https)については?

ホームページを開くと、URLの先頭が「https」になっているのを見かけますよね。

これは、ブラウザとWebサイトの間の通信を暗号化するための仕組みです。

Cloudflare Pagesで提供される「pages.dev」のURLも、HTTPSで公開されます。

当社のデモサイトも、実際に次のアドレスで公開しています。

https://dr-demo-juku-02.pages.dev

このように、独自ドメインを取得しなくても、HTTPS対応のホームページを公開できます。

なお、HTTPSだからといって、掲載内容やWebサイトのすべての安全性が保証されるわけではありません。

Cloudflare Pagesの無料プランには、どんな制限がある?

ここが気になるところだと思います。

無料で使えるとしても、制限が厳しければ、お店のホームページには向いていません。

Cloudflareの公式ドキュメントでは、無料プランに関する制限が公開されています。

2026年10月27日時点で確認できる主な内容は、次のとおりです。

項目公式情報に基づく無料プランの内容
静的ファイルの表示リクエスト無料・無制限
サイトの公開・ビルド月500回まで
Pagesプロジェクト数1アカウント100件まで
1サイトのファイル数最大20,000ファイル
ファイル1個のサイズ最大25MiB
独自ドメイン必須ではない
動的なプログラム処理別途利用制限がある

※公式情報の確認日:2026年10月27日。公開・アップロード方法などによって別の制限が適用される場合があります。

数字だけを見ると、少し難しく感じるかもしれません。

でも、例えば美容室の紹介ページを1つ作って、写真やメニュー、営業時間を掲載する程度ならどうでしょうか。

画像が何万枚もあるわけではありません。

毎日何百回もホームページのデザインを更新するわけでもありません。

こうした小規模な静的サイトであれば、無料プランの範囲で運用できるケースは十分考えられます。

アクセスが増えたら、すぐ有料になるの?

Cloudflareの公式情報では、Pagesの静的ファイルへのアクセスは、無料プランでもリクエスト数の課金対象にはならないと説明されています。

つまり、静的なホームページの閲覧回数が増えたからといって、それだけで従量課金される仕組みではありません。

ただし、これは通常の静的ファイル配信についての説明です。

特別なプログラム処理や他のサービスを組み合わせた場合は、別の利用条件が適用されることがあります。

また、利用規約やサービスの提供条件があるため、「どんな使い方でも無制限」という意味ではありません。

今回想定しているような、お店の情報を紹介するシンプルなホームページであれば、無料プランを検討しやすいということです。

逆に、Cloudflare Pagesだけでは向いていないホームページは?

ここも知っておきたいポイントです。

Cloudflare Pagesは、すべてのホームページをそのまま置き換えられるサービスではありません。

例えば、

  • WordPressの管理画面で頻繁に記事を更新したい
  • 会員登録やログイン機能が必要
  • 商品の在庫管理やネット通販をしたい
  • サイト内で予約情報を管理したい
  • 独自のメールサーバーまで運用したい

といった場合は、別の仕組みやサービスを組み合わせる必要があります。

また、シンプルなホームページであっても、お問い合わせフォームを設置するなら、送信内容を受け取るための仕組みが別途必要になります。

Cloudflare Pagesが無料だからといって、予約システムやお問い合わせ管理システムまで自動的に用意されるわけではありません。

すでに外部の予約サービスを利用しているお店なら、その予約ページへリンクを設ける方法もあります。

大切なのは、ホームページで何をしたいかによって、必要な仕組みを選ぶことです。

実際にCloudflare Pagesで公開したホームページを見てみませんか?

ここまで無料プランについて紹介してきましたが、文章だけではなかなかイメージしにくいと思います。

そこで当社では、Cloudflare Pagesを使って、実際に静的なホームページのデモを公開してみました。

個別指導塾を想定した、架空のホームページです。

<text strong>個別指導塾Lino|ホームページデモ</text>

https://dr-demo-juku-02.pages.dev

※実在する教室のホームページではなく、デザインや表示を確認するためのデモサイトです。

デモには、教室の特徴、講師紹介、コース案内、料金、写真などを掲載しています。

いわゆる「1枚もののホームページ」に近い構成ですが、お店や教室の情報を伝えるには、こうした形でも十分な場合があります。

実際にスマートフォンやパソコンから開いて、次のような点を確かめてみてください。

  • ページの表示やスクロールの感覚
  • 写真や文字の見やすさ
  • お店の情報が伝わる構成になっているか

なお、このデモには外部サービスを利用した表示も一部含まれています。すべてがCloudflare Pages単体の機能というわけではありません。

また、表示速度は閲覧する端末や通信環境、ページ内の画像などによって変わるため、一定の速度を保証するものではありません。

それでも、無料の公開環境でどのようなホームページを表示できるのか、実際に体験していただけると思います。

Cloudflare Pagesの無料プランで公開した個別指導塾Linoのデモサイトを、パソコンとスマートフォンで表示した比較画像。実際のデザインをもとに、PCでは写真と文章を左右に配置し、スマホでは縦に配置するレスポンシブ対応を紹介。

お店のホームページなら、サーバー代をかけない選択肢もある

これまで、ホームページを持つには、レンタルサーバーの契約やドメインの取得が当たり前だと考えていた方も多いかもしれません。

もちろん、レンタルサーバーや独自ドメインが必要なホームページもあります。

でも、すべてのお店に同じ仕組みが必要とは限りません。

美容室、整体院、ピアノ教室、学習塾、飲食店、個人事業主など。

お店の特徴やサービス、料金、アクセス、お問い合わせ先を伝えることが主な目的なら、シンプルな静的サイトで十分な場合もあります。

Cloudflare Pagesの無料プランを利用すれば、そうしたホームページのサーバー費用を抑えることができます。

さらに、提供されるURLをそのまま使うなら、独自ドメインの維持費も必要ありません。

ただし、無料だからといって、ホームページの制作や更新、管理まで自動的に行われるわけではありません。

掲載内容の変更、画像の差し替え、公開後の管理などは必要になります。

「ホームページには必ず毎月のサーバー代がかかる」という前提を、見直してみてもよい時代になってきたのではないでしょうか。

ホームページを後回しにしていた方にも、ひとつの選択肢

「ホームページはあった方がいいと思うけれど、費用が気になる」

「SNSは使っているから、今はホームページまで必要ないかな」

そんな理由で、これまでホームページを後回しにしていた方もいらっしゃるでしょう。

でも、今は高額なシステムを導入しなくても、お店の特徴や必要な情報を伝えるホームページを持つ方法があります。

もちろん、Cloudflare Pagesがすべてのお店に適しているわけではありません。

何を掲載したいのか、どのように運用したいのかによって、向いている方法は変わります。

当社でも、AIを活用したホームページ制作や、小規模事業者向けのWeb・IT支援に取り組んでいます。

「自分のお店も、こうしたシンプルなホームページで十分かもしれない」

「サーバー代を抑えたホームページについて、少し聞いてみたい」

そんな方は、一度お気軽にご相談ください。

データライドのWeb・IT支援についてはこちら


参考情報・公式マニュアル

本記事は、Cloudflareが公開している公式情報を参考に、当社が小規模店舗・個人事業主向けのホームページ活用という視点から独自に整理したものです。

Cloudflare公式情報

公式情報確認日:2026年10月27日

※サービスの仕様、料金、無料枠、提供条件などは変更される場合があります。最新情報はCloudflareの公式サイトをご確認ください。

※本記事はCloudflareが監修・提供するものではありません。


NEXT ACTION

集客も、接客も。
もっとできることがあります。

記事で見つけた改善のヒントを、実際の成果へ。
Web集客やITの困りごとから、訪問者のニーズをつかむ仕組みまで。
データライドの2つのサービスをご紹介します。

WEB & IT SUPPORT 01

店舗・中小企業向け

Web集客もITの困りごとも、
月額9,000円から。

Googleマップ・SEO・ホームページ改善・AI活用まで。 店舗や中小企業の社外IT担当として、 Web集客の改善から日々のITのお困りごとまでサポートします。

専門担当者を雇わずに、Web・ITの相談先を。

IT集客支援サービスを見る
WHATYA LITE 02

ニーズが見えるチャット型Web接客

お客様が本当に知りたいこと、
見えていますか?

チャットの選択データから、これまで見えなかった顧客ニーズを可視化。 Googleマップからの来店前接客や、 インバウンド対応にも活用できます。

初期費用0円。設計・構築・運用サポートまで込み。

WhatYa LITEを見てみる

CONTACT

まずは、今困っていることを
そのままご相談ください。

「何を頼めばいいか分からない」という段階でも大丈夫です。
ご相談内容を確認しながら、必要なWeb・IT対策を一緒に整理します。

文章で相談したい

お問い合わせフォーム

相談したい内容を文章で送るだけ。 お困りごとやご質問をお聞かせください。

フォームから相談する

気軽に聞いてみたい

LINEで相談

相談内容がまとまっていなくてもOK。 気になることをメッセージで送れます。

LINEで相談する

どの方法でもご相談は無料です。 今の状況に合った方法を一緒に考えます。

Contents