記事をご覧いただきありがとうございます。データライド中の人です。
このブログでは、日々さまざまなWebサイトやチャット導線を見ている中で感じたことを、
運用者目線で少しずつ発信しています。
前回の「情報の探しやすさ」「目的別導線」「問い合わせ前の不安解消」に続いて、ホームページ接客力セルフ診断の3本目です。
このシリーズでは、当社で公開している「ホームページ接客力セルフ診断シート」の10項目を、数回に分けて紹介してきました。
1本目では、初見で何の会社か伝わるか、強みが伝わるか、内容がわかりやすいか。
2本目では、必要な情報を探しやすいか、目的別に進めるか、問い合わせ前の不安を減らせているか。
そして最後となる今回は、実際に問い合わせや相談につながる直前の部分と、公開後に改善できる状態になっているかについてお話しします。
ホームページは、情報を載せて終わりではありません。
見に来た人が迷わず行動できるか。
問い合わせしやすいか。
スマホでもストレスなく使えるか。
そして、公開後に改善していける状態になっているか。
このあたりが整っているかどうかで、ホームページの接客力は大きく変わってきます。
7. 問い合わせや予約への導線が分かりやすいか
ホームページを見ていて、内容に興味を持ったとしても、次に何をすればいいのか分かりにくいと、ユーザーはそのまま離脱してしまうことがあります。
問い合わせボタンがある。
フォームも用意されている。
電話番号も載っている。
それでも、分かりやすい場所に出ていなかったり、行動するタイミングで案内されていなかったりすると、思ったより押されません。
ユーザーは、こちらが思っているほどページ内を探してくれないものです。
「相談したい」と思ったタイミングで、すぐに問い合わせや予約に進めるか。
サービス説明を読んだ後に、自然に次の行動が見えるか。
スマホ画面でもボタンが分かりやすく表示されているか。
このあたりは、とても大切です。
実店舗でいえば、商品説明を受けて「これ良さそう」と思ったのに、レジやスタッフの場所が分からないような状態です。
せっかく興味を持ってもらっても、最後の行動が分かりにくいと機会損失につながります。
問い合わせ導線は、ただ置くだけではなく、ユーザーの気持ちが高まった場所に自然に配置することが大切です。
8. 相談しやすい雰囲気になっているか
問い合わせにつながるかどうかは、ボタンの位置だけで決まるわけではありません。
意外と大きいのが、相談しやすさです。
ホームページを見ていて、
「まだ具体的に決まっていないけど、相談していいのかな」
「問い合わせたら、すぐ営業されそう」
「小さな相談だと迷惑かもしれない」
「料金が分からない状態で連絡するのは不安」
と感じる人もいます。
特にBtoBサービスや専門性の高いサービスでは、問い合わせ前の心理的ハードルが高くなりがちです。
そのため、ホームページ上で相談しやすい空気を作ることも、接客力のひとつです。
たとえば、
「まずは情報収集段階でもご相談ください」
「具体的な内容が決まっていなくても大丈夫です」
「簡単なご相談からでも対応しています」
「無理な営業は行いません」
といった一言があるだけで、問い合わせの印象は変わります。
また、資料ダウンロードやセルフ診断、チャット相談のように、問い合わせより軽い入口を用意するのも効果的です。
いきなり問い合わせるのは重い。
でも、まずは資料を見たい。
まずは自社の状態をチェックしたい。
軽く質問だけしたい。
こうした段階のユーザーに合わせた入口があると、ホームページ全体の接客力は高まりやすくなります。
9. スマホで見やすく、使いやすいか
ホームページ改善で見落としやすいのが、スマホでの見え方です。
制作中はパソコン画面で確認していることが多く、パソコンではきれいに見えていても、スマホで見ると使いにくい場合があります。
文字が小さい。
ボタンが押しにくい。
メニューが分かりにくい。
フォーム入力が面倒。
スクロールしないと重要な情報にたどり着けない。
画像や装飾が多くて読み込みが遅い。
こうした小さなストレスが重なると、ユーザーは途中で離脱してしまいます。
今は、多くの人がスマホで情報を確認します。
特に店舗ビジネスや採用、資料確認、サービス比較などでは、移動中や隙間時間にスマホで見られることも多いです。
そのため、スマホで見たときに、
「すぐ理解できるか」
「ボタンは押しやすいか」
「フォーム入力でつまずかないか」
「必要な情報まで迷わず進めるか」
を確認することが大切です。
パソコンでは問題なくても、スマホでは接客できていない。
これは意外とよくあります。
ホームページの接客力を確認するときは、必ずスマホで自社サイトを見てみることをおすすめします。
10. データを見て改善できる状態になっているか
最後に大切なのが、公開後に改善できる状態になっているかです。
ホームページは作って終わりではありません。
公開して、見られて、反応が出て、そこから改善していくものです。
アクセス数はあるのか。
どのページがよく見られているのか。
どこで離脱しているのか。
問い合わせボタンは押されているのか。
フォームまで進んでいるのか。
チャットではどんな質問が多いのか。
こうしたデータが見えると、感覚だけではなく、実際のユーザー行動をもとに改善しやすくなります。
逆に、データが取れていないと、
「なんとなく問い合わせが少ない」
「たぶんこのページが悪い気がする」
「デザインを変えれば良くなるかもしれない」
という感覚だけの改善になりやすくなります。
もちろん、最初から高度な分析をする必要はありません。
まずは、どのページが見られているか。
問い合わせ前にどこで離脱していそうか。
よく見られているのに行動につながっていないページはないか。
このくらいから確認するだけでも十分です。
また、チャットを設置している場合は、ユーザーがどのメニューを選んだか、どんな質問をしたか、どこで止まったかなども改善のヒントになります。
ホームページ接客力は、一度作って完成するものではありません。
ユーザーの反応を見ながら、少しずつ育てていくことが大切です。
最後の一歩で迷わせないことが、問い合わせにつながる
今回の4つの観点は、どれも問い合わせや予約、相談につながる直前で重要になるポイントです。
問い合わせボタンが分かりやすいか。
相談しやすい雰囲気があるか。
スマホで使いやすいか。
改善できるデータが取れているか。
ここが整っていないと、せっかくサービス内容に興味を持ってもらっても、最後の一歩で離脱されてしまう可能性があります。
ホームページは、訪問者に情報を見せるだけの場所ではありません。
見に来た人が、迷わず理解し、安心して問い合わせや相談に進めるように案内する場所です。
その意味で、ホームページには接客力が必要です。
実店舗であれば、スタッフが表情や会話で不安を減らし、必要な情報を案内してくれます。
Web上では、その役割をページ構成、導線、チャット、フォーム、FAQ、スマホ表示などが担っています。
まずは10項目でセルフチェックしてみてください
3本に分けて、ホームページ接客力セルフ診断シートの10項目を紹介してきました。
すべてを一度に完璧に直す必要はありません。
まずは、自社サイトをお客様目線で見て、
「何の会社か伝わるか」
「強みが分かるか」
「必要な情報を探しやすいか」
「問い合わせ前の不安を減らせているか」
「スマホで使いやすいか」
といった観点から確認してみることが大切です。
当社では、ホームページの接客力を確認できるセルフ診断シートを無料で公開しています。
全部で10項目から、自社サイトが訪問者にとって分かりやすく、相談しやすい状態になっているかをチェックできます。
ホームページはあるけれど、問い合わせにつながっているか不安。
どこを改善すればいいか分からない。
Web接客やチャット導線を見直したい。
そんな方は、ぜひ一度セルフチェックしてみてください。
小さな見直しが、問い合わせや相談につながるきっかけになるかもしれません。
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