外国人のお客様が増えたら、接客はどう変わる?

外国人のお客様が増えたら、接客はどう変わる?

記事をご覧いただきありがとうございます。
チャットボットの運用をしている中の人です。
日々シナリオを考えたり、お客様から届くメッセージを見たり、改善を繰り返したり。
このブログでは、そんな運用の現場で「なるほど」と思ったことや、「これは意外だったな」と感じたことを
運用者目線でゆるく書いています。

この記事でわかること
・外国人のお客様を迎えるときに、店舗側で考えておきたいこと
・「人が対応すること」と「あらかじめ案内できること」の分け方
・インバウンド対応の中で、チャットボットを活用する考え方

最近、街を歩いていると、海外からの旅行者と思われる方を見かける機会が本当に増えたなと感じます。
実際、2026年7月の訪日外客数は約344万人となり、7月として過去最高を更新したそうです。
これだけ多くの方が日本を訪れているなら、
「うちのお店にも来てもらえたらいいな」と考えるお店も増えているのではないでしょうか。

新しいお客様になってくれる可能性がある。

そう考えると、インバウンドは店舗にとっても大きなチャンスの一つです。

でも、その一方で、外国人のお客様を受け入れることに、少し不安を感じるお店もあると思います。

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「来てもらう」だけでは終わらない

お店にとって、新しいお客様が来てくれることは嬉しいことです。
ただ、観光で日本を訪れているお客様の場合、いつもの常連のお客様のように、次の来店を前提にできるとは限りません。

だからこそ、

「一度の来店でも、安心して利用してもらえるか」

ということも大切になってくるのかもしれません。
さらに、外国人のお客様への対応では、言葉の問題だけではなく、文化や習慣の違いから、店舗側が戸惑う場面もあると思います。

「どこまで説明しておけばいいんだろう?」

「日本では当たり前のことも、きちんと伝えた方がいいのかな?」

そんなふうに考える場面もありそうです。
もちろん、外国人のお客様といっても、出身国や文化、旅の目的、日本への慣れ方はそれぞれ違います。
だから、「外国人のお客様にはこう対応すればいい」と一つに決めることは難しいのかもしれません。

それでも、初めて利用する人が迷いやすいことや、不安になりやすいことをあらかじめ考えておくことはできそうです。

「全部を人が説明する」必要はないのかもしれない

ここは、外国人のお客様に限った話ではありません。

初めて来店するお客様にとっては、そのお店では当たり前になっていることでも、分からないことがあります。
外国人のお客様への対応を考えることは、実は「初めて来る人に分かりやすいお店になっているか」を見直すことでもあるのかもしれません。

毎回同じように聞かれることや、あらかじめ決まっている情報まで、毎回スタッフが一から説明しなくてもいいものがあります。
逆に、個別の相談や、その場での判断が必要なことは、人が対応した方がいい場面もあります。

だったら、人が対応した方がいいことと、あらかじめ案内しておけることを分けてみる。

そんな考え方があってもいいのかもしれません。

人にしかできない接客もある

私は以前、接客の仕事をしていました。

接客って、決められたことを説明するだけではないんですよね。
お客様の表情を見たり、少し迷っている様子を感じ取ったり。
「これも説明しておいた方がいいかな」と、その場で考えたり。

そういう部分は、やっぱり人だからできることだと思います。

だからこそ、外国人のお客様が増えたからといって、すべてを自動化すればいいという話ではありません。
むしろ、決まった情報を案内する部分を少し整理できれば、
その分、人にしかできない接客に時間を使えるようになるかもしれません。

そこで、チャットボットという「もう一人の従業員」

ここは、普段私たちがチャットボットを構築・運用している中でも、よく考えるところです。

たとえば、営業時間や注文方法、支払い方法、予約の仕方、店内でのルールなど。
あらかじめ決めておける案内をチャットに任せる。
必要に応じて、複数の言語で案内する。
そうすることで、スタッフが毎回同じ説明を繰り返す場面を、少し減らせるかもしれません。

もちろん、チャットボットが人の代わりになるわけではありません。

お客様の表情を見たり、その場の状況を判断したり、ちょっとした気遣いをしたり。
そうした接客は、人だからこそできるものです。
でも、
「毎回スタッフが説明しなくてもいいこと」を少し任せる。

そう考えると、外国人のお客様を受け入れるためにできることが、少し広がるのかもしれません。

「来てほしい」と「ちゃんと対応できる」を両立する

外国人のお客様に来てほしい。

新しいお客様になってほしい。

そう思う一方で、現場に無理がかかってしまえば、なかなか続きません。

だからこそ、「外国人のお客様を増やすにはどうするか」だけではなく、

「来てもらったときに、どうすれば安心して利用してもらえるか」まで考えてみる。

その中で、人がやることと、あらかじめ案内できることを少し分けてみる。
チャットボットも、そんな取り組みの一つとして使えるのかもしれません。

外国人のお客様への対応だからといって、すべてを特別なものにする必要はないのかもしれません。

「来てほしい」と「ちゃんと対応できる」。

その両方を考えておくことが、これからの店舗接客では大切になってくるのかなと思います。

【この記事の要点】
・外国人観光客を呼び込むだけでなく、来店後に安心して利用してもらえる接客まで考えることが大切
・すべてをスタッフが対応するのではなく、「人にしかできない接客」と「あらかじめ案内できること」を分けて考える
・チャットボットは人の代わりではなく、案内業務の一部を支える「もう一人の従業員」のような存在として活用できる

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